スキーボードのトリック解説 グラウンドトリック「スライド」

スキーボードのトリック解説　グラウンドトリック「スライド」

の詳しい動画をご紹介します。

Skiboard Tricks

Slide スライド

スライド(Slide)はグラトリの中では見た目が地味でスピンのような華やかさも感じないトリックです。
やり方は映像のように進行方向に対して板を横向きにして滑ります。
おそらくブレーキ操作などでごく自然に行っている動きと同じように思われるでしょう。
しかしこのスライド、実はかなり重要なグラトリなのです。
技と言うだけでなく、スキーボード技術の基礎として重要なのがこのスライドなのです。
今回はそんなスライドをご紹介します。
スライドは前途のように、斜面に対して横を向いたまま滑るトリックです。
パッと見て止まるための制動と似ていますが、厳密には同じではありません。
制動はエッジをかけて止まる動きですが、スライドは面をコントロールして滑る動きとなります。
「板の進行方向とは関係なく意図的に板をずらして滑り続ける」これがスライドのキモとなります。
基本が単純なスライドなので、その派生するトリックは非常に多種に及びます。
特に片足のスライドとなるソロスライドはスキボならではの動きを可能にします。
板の長さに制限のある長板や、スノボではこういった動きは難しいでしょう。
また、アイデア次第で様々に変化するのもスライドの特長の一つです。
板の向きと面をコントロールすることで思いもよらぬ動きを可能にします。
スライドが最もスキボらしい動きを表現していると言っても過言ではないでしょう。
また、このような連続トリックが出来るのも卓越したスライド技術があってこそのものです
スキーなどと違い積極的に面で滑れるスキボは滑り手のアイデアでどのようにもへんかします
見た目は地味なスライドですが、スライドを極めることがスキボ上達のカギと言えるでしょう
以上がスライドです。解説は　GR ski life 菊池　でした。